【受け答えのマナー】返事ひとつにもマナーがある

「うん」という返事はない

仕事の場面では、どんなときにも、返事は「はい」。

それが大人の常識である。

上司に「この書類をコピーしてもらえないかな」といわれて、「うん」などと返事をするのは絶対にNG。

そんな返事をしようものなら、上司はバカにされた気分になる。

わざと不愉快を与えて、怒らせたいと思っているのかと疑われる危険すらある。

それほど、仕事上での「うん」という返事はありえないことなのだ。

返事は「はい」。

この基本中の基本から、大人の会話がスタートする。

Sponsored Link

単語だけの返事はしない

会議のはじまる直前に、上司から「今日の会議の資料はどこにある?」と聞かれたとしよう。

そんなとき、「ミーティングルーム」などと単語だけで返事をしては、社会人としての常識を疑われる。

ビジネスシーンにおいては、聞かれたことに対して結論をシンプルに答える、というのは鉄則だが、単語だけの返事はひじょうに失礼である。

もっと丁寧な言い回しを心がけるべきだ。

このような場合は「はい、ミーティングルームにあります」のように、きちんと返事をするべきである。

さらに「取ってまいりましょうか」などと、気配りのひと言を付け加えれば、大人の受け答えができる人として評価も高まるはずだ。

 

ノーの返事をするときの注意点

頼みごとを拒否されるのは、誰しも気分のいいものではない。

さりとて、あいまいに断るのは、誤解のもとである。

やわらかく、しかし答えは「ノー」とはっきり伝えることが大切だ。

そのためには、まず申し出に感謝する気持ちを伝え、「ご迷惑をかけることになりそう」「ご負担をおかけすることになって心苦しい」と、あくまでも相手の立場を考えてお断りしているというニュアンスでまとめるよう心がける。

ただし「今回はご辞退させていただきます」のように、結論だけはきっぱりした言葉で断るのがポイント。

締めには「次の機会には、ぜひ」といった前向きの言葉を添える心遣いも忘れずにしたい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください