着席・起立は来客よりあとに
お客さまと相対するときは、席に座るときも立つときも、相手より少し遅らせる気づかいが必要だ。
たとえば、打ち合わせが終わったからといって、すぐに立ち上がったら、相手は追い立てられているような気持ちになる。
相手は筆記用具などをカバンにしまって帰り支度をしなければいけないのに、そんな態度をとられたら「早く帰れ」といわれているようで、さぞかし不快なことだろう。
また、お客さまに「どうぞおかけください」と着席をすすめながら、自分が先に座ってしまうのも失礼。
着席・起立は「お客さまより少しあと」を心がけよう。
来客の見送り方
商談がスムーズにまとまっても、お見送りの仕方がぞんざいでは印象が悪くなる。
お客さまには礼を尽くしてお見送りしたい。
話が終わったら、「本日はお忙しい中をお越しくださいましてありがとうございました」と、あらためてお礼をいう。
相手の帰り支度が整ったら、おもむろに部屋の出入り口まで先に行き、ドアを開けてお客さまを誘導する。
見送る場所は、原則、玄関だが、ビル屋上の場所はエレベーターまででかまわない。
親しい間柄なら応接室や部署の出口でもOK。
その際、「ここで失礼させていただきます」のひと言を忘れずに。
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