襟首や袖口は意外に目立つ
好感度アップのポイントは、何より清潔感のある身だしなみ。
だらしない着こなしは、周囲に不快感を与えてしまう。
とくに襟首や袖口は、汚れやシワが目立ちやすい部分。
いくらおしゃれなコーディネートで服装をビシッときめても、襟首や袖口が汚れていたり、襟にシワが寄っていたりしたら、印象は最悪である。
ワイシャツの襟首や袖口は、皮脂汚れがつきやすいところだけに、要注意だ。
取れかけたボタンがないかチェック
身だしなみについては、縫い目がほつれていたり、ボタンが取れかかっていたり、靴下に穴が開いているようでは困る。
こうしたことは、こまめに手入れしていないと、案外気づきにくい。
出先で、ジャケットのボタンが取れかかっていたことに気づいて焦るなどということがないように、きちんとした手入れを心がけ、出かける前には鏡を見てチェックする習慣をつけたい。
スーツのシワや汚れに注意
男性のスーツ姿でいちばん大事なのは「きちんと感」。
当たり前といえば当たり前だが、シワの寄ったスーツほど見苦しいものはない。
いつもシワやシミのないスーツに、きちんとアイロンがけされたワイシャツを着ているのが、ビジネスマンとしての身だしなみの最低限のマナーである。
とくに目立つのは、ズボンの折り目。
これがよれてくると格好が悪い。
アイロン、もしくはズボンプレッサーでピンとした折り目にしておこう。
アイロンをかけるときは、あて布を忘れずに。
寝ぐせは無頓着の象徴
髪の毛は清潔・不潔を判断されやすいところ。
スーツの肩にフケが落ちていたり、髪の毛がボサボサだったりしたら、誰が見てもすぐに気づく。
手入れしているかそうでないか、ひと目でわかってしまうのだ。
相手に不潔な印象を与えて得することはひとつもない。
寝ぐせも、無頓着さをさらけだしているようなもの。
よくテレビドラマでは個性的な役が寝ぐせをつけている。
寝ぐせは見なりを整えるのに無関心であることのアイコン。
必ず直しておきたいが、とはいえ、整髪料を使いすぎるのもNG。
カチカチ、テカテカで、ニオイがプンプンというのは、あまりにも不自然である。
ブランド品は控える
ビジネスの服装では「清潔感」「機能性」「周囲との調和」がポイントになる。
ビジネスの場は、ファッションを主張するところではないので、ブランド品や高級品、流行の最先端のものを身につける必要はない。
それどころか、自分の個性を主張しすぎると周囲に違和感を引き起こし、仕事面でマイナスになることも。
清潔感を第一に、周囲とのバランスを考え、好感のもたれる服装をしたいものだ。
とくに高級なブランド品は、収入や実力が伴わない若手が身につけるのは好まれない。
しかもひと目でブランドがわかるものは、取引先がライバル会社のグループというケースもある。
ビジネスのときは控えたほうがいい。
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