【会話のマナー】こんな場面で、どう言えば正解?

お年寄りに声をかけるとき、何といえば感じがいい?

街中で落とし物を拾ってあげたとき、見ず知らずのお年寄りに声をかける場合、何と呼びかければいいだろう?

いきなり「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼びかけるのは、なんだか馴れ馴れしくて気が引けるもの。

それに、最近では見た目で年齢を判断できない人も増えているし、自分では若いと思っている人は、年寄り扱いされて不愉快に思うこともあるだろう。

やはり、むやみに「おじいちゃん」「おばあちゃん」と呼びかけるのは避けたほうがいいようだ。

こんなときには「もしもし」「失礼ですが」などと声をかければ、相手の注意を促しやすいし、失礼にもならない。

ちゃんと気づいてもらうためには、相手に聞き取りやすく話すように心がけよう。

また、好意で何かしてあげるときには、「よろしければ」という枕詞をつけて、「よろしければお座りになりませんか」「よろしければ荷物をお持ちしましょうか」といえば、押しつけがましくは聞こえない。

 

カラオケで歌いたくないときの賢い“逃げ口上”は?

宴会も二次会、三次会ともなれば、カラオケに流れることもしばしば。

これについても人それぞれで、マイクを握ったら離さないくらい好きな人もいれば、人前で歌うなんてまっぴらごめんという人もいる。

ところが、いざ店に入ると、楽曲ブックを渡されて「1人1曲ずつね」とノルマを課せられるような場面もままある。

歌わないでいようものなら「○○さんだけ歌わないのはずるいよ。早く入れて」などといわれることも。

しかもお酒が入っているので「歌は苦手で……」と辞退しても、ちょっとやそっとでは聞き入れられない。

こんなとき、その場をしのぐ方法でもっとも簡単なのは、楽曲ブックを手に取って「ごめんなさい。いま、歌える曲を探しているところなんですけど。どなたかお先にどうぞ」といって、さりげなくパスしてしまうこと。

しばらくして興がのってくれば次々に歌いたい人が現れて、マイクの取り合いになるのは必至。

そうなれば、お鉢が回ってくることもないだろう。

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上司のセクハラ行為を巧みにかわす台詞

世間的に「セクハラ許すまじ」の空気が浸透している作今、職場でのセクハラまがいの言動は少なくなってきている。

ところが、酒の席では話は別。

日頃抑えていたオジさんたちのセクハラ魂がむくむくと湧き上がるようで……。

女性に対して「彼氏はまだいないのか」「最近、色っぽくなったねぇ。彼氏でもできたのか」などと無神経な言葉を投げかけてくる人もいる。

これに対しては、不快感を露わにせずに「はい、依然として募集中でーす」「おかげさまで幸せです」などと軽く受け流す。

問題なのは、むやみに女性の体に触るなどの明らかなセクハラ行為の場合。

相手が相手だけに「それはセクハラです」とピシャリとはねのけるわけにもいかない。

そんなときは「私、部長(○○さん)を尊敬してます」とほめ殺し策に出るのも手。

こういわれて下劣なことはできないと思う男性心理を逆手にとるといい。

 

「タバコを吸っていい?」と聞かれたときの上手な断り方は?

たとえ喫煙OKの場所であっても、周囲の人に「吸ってもいいですか?」と聞いてから吸うのが愛煙家のマナー。

しかし、中には、そう聞きさえすれば吸ってもいいと思っている人も、けっこういるようだ。

それが証拠に、尋ねているそのときには、手はすでにタバコの箱から1本抜きだし、火をつけようとしていることも。

そんなとき、本当は吸ってほしくなくても実際にはダメとはいいにくいもの。

相手が年長者だったり、ただ隣り合わせた人だったりする場合には、とくにそうだろう。

しかし、本来はダメならダメといっていいはず。

ただし、「ダメです」では角が立つので「できれば、ご遠慮いただければ」という答え方にするといいだろう。

まだタバコに火がついていない段階で、なるべくはっきり伝えたい。

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