【会話のマナー】ほめるときは、ここに気をつける

モノよりセンスをほめる

身につけているものをほめられる場合、「素敵なお召し物ですね」と着ている服そのものをほめられるよりも、「センスがいいですね」「華やかなお召し物がよく似合っていらっしゃる」などといってもらったほうが、嬉しいもの。

人は、モノではなく、自分自身をほめられたほうが嬉しいのである。

さらに「ヘアスタイルを変えて、ますますオシャレになりましたね」といった具合に、変化したことや工夫したことを見逃さずほめるようにすると、さらにあなたの好感度はアップするはずだ。

 

目上の人をねぎらうのは非常識

上司や先輩など目上の人をねぎらうのは、失礼になることが多い。

たとえば、遅くまで残業をこなし、部下の面倒を見ている上司に対して、「頑張っていらっしゃいますね」などというのはNG。

こんなねぎらいの言葉は、上司が部下に使うもので、上司に対して使うのは失礼だ。

たとえ「いらっしゃいますね」と尊敬語を使って丁寧な言い方をしても、上司にはいってはならないフレーズである。

目上の人をほめたつもりが、自分の意に反して常識を疑われる場合がしばしばある。

間違いを起こさないためにも、次項を参考にしていただきたい。

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ヨイショに聞こえない上手なほめ方

上司をほめる

「課長はやっぱり企画書がお上手ですね」では、課長はバカにされたような気になる。

こんなときは、ひと言「敬服しました」「勉強になりました」「大変参考になりました」といおう。

ゴルフでと「うまいですねえ」より、「今度教えてください」「どうやったら、あんなふうに打てるんでさか?」と教えを乞うようなほめ方こほうが効果的だ。

取引先をほめる

取引先の新製品が大ヒットしたようなときは、個人ではなく会社をほめるのだから、少しオーバーなくらいでいい。

「まさに本領発揮ですね」「こらは快挙ですよ」「ご立派の一語に尽きます」など。

ほめられた側は素直に受け入れていいが、「おかげさまで」のひと言は忘れずに。

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