アクセサリーのマナー常識
アクセサリーも、仕事のときは控えめにしたい。
ブラブラと動くピアスやイヤリング、大ぶりの指輪、ジャラジャラしたネックレスなどは、動くたびに音を立てたり、ものにぶつかったりして、仕事の邪魔になる。
仕事のさまたげにならないシンプルで小ぶりなものを身につけたほうが、センスをきらりと感じさせて、高感度もアップする。
高価なジュエリーも、ビジネスには不向き。
ふとした拍子に傷をつけて大騒ぎするのもはしたないし、もしなくなったりすることがあれば、周囲の人にも不愉快な思いをさせてしまう。
男性のアクセサリー、これはタブー
近頃は、男性もアクセサリーのおしゃれを楽しむようになってきた。
とはいえ、ビジネスシーンでは慎むことだ。
スーツ姿の手首からゴールドのチェーンブレスレットがのぞいていたり、カジュアルなシルバー彫金の指輪がはめられていたりすれば、間違いなく顰蹙を買ってしまう。
ピアスは職種によって、最近はOKのところもあるが、一般の会社ではまず許されないと心得よう。
男性が小物でおしゃれをするなら
では、男性は小物でおしゃれをすることはできないのかというと、そんなことはない。
メガネのフレーム、腕時計、万年筆、さらに定期入れやキーケースなどの皮小物などでするといい。
とくに腕時計は、男性の究極のアクセサリーともいえ、気を使っている向きも多いだろう。
これらは実用品なので、身につけていて不自然ではないから、スーツに合うものをチョイスして自分なりのおしゃれを楽しみたい。
携帯電話のストラップは控えめに
携帯電話にジャラジャラといくつもストラップをつけている人をよく見かけるが、商談相手が取り出した携帯電話にキャラクターグッズやぬいぐるみ、チャラチャラしたビーズなどがついていたら、とても仕事がデキそうには見えない。
仕事に対する姿勢も疑われてしまうだろう。
いただきものだけでもいつの間にか増えてしまいがいなストラップだが、仕事で使う携帯にはたくさんつけないことだ。
携帯電話の着信音にも注意
携帯電話では、着信音にも気を配りたい。
ビシッとビジネススーツを着ているのに、その人の携帯電話から鳴り響いた着信音がアニメの主題歌では、あまりにもミスマッチ。
お気に入りの音楽に設定して楽しむのはいいが、選曲や音量には配慮が必要だ。
また、突然携帯が鳴り出して焦らないためにも、社内や訪問先ではつねにマナーモードにしておきたい。
メモ帳と付箋紙を用意すると便利
仕事に必要なものを忘れるようでは、社会人失格。
身だしなみ以前の問題だが、出かける前には、財布、定期券、名刺入れ、スケジュール帳、携帯電話など、忘れ物がないようにチェックしよう。
そうした小物のひとつとして、持っていると便利なのがメモ帳と付箋紙。
携帯電話にはメモ帳機能もあり、活用している人も多いだろうが、打ち合わせ中に携帯電話を取り出してチェックするのは、相手に不快感を与える恐れもある。
そんなときのためにも、メモ帳や筆記用具は別に持っていたほうがいい。
付箋紙も、気づいたことをちょっとメモして手帳に貼っておけるので、うっかりミスの防止に便利だ。
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