【挨拶のマナー】本当の当たり前の挨拶のルール

aisatsu01

 

挨拶は相手の目を見て

挨拶はコミュニケーションの基本中の基本。

ただ、自分ではきちんとしているつもりでも、挨拶になっていないことがよくある。

挨拶とは、ただ「挨拶言葉」を発すればいいというものではない。

せっかく挨拶しても、相手の目を見ていなかったり、ぼそぼそと聞きとりにくい声だったりしては、誰にいったのかわからない。

これでは相手に伝わらないし、とりあえずいえばいいんでしょ、といった態度でおざなりな挨拶をするのは、かえって不愉快な印象を与えてしまう。

挨拶するときは、相手の目を見て、はっきりと明るい声でするのが鉄則だ。

 

自分から積極的に挨拶する

挨拶は、自分から先にする気持ちが大事。

朝、オフィスに入るときは自分から「おはようございます」と元気にいおう。

逆に、人が入ってくるのに気づいたら、相手が何もいわなくても自分から声をかける。

挨拶しても返事をしてくれない人も中にはいるが、だからといって、そんな相手には挨拶をしなくていいというものではない。

挨拶は、どんな相手にも例外なくするべきで、挨拶をしたりしなかったりと、ムラのある態度は禁物である。

 

挨拶には例外はない

会社には、宅配便や清掃のスタッフなどが頻繁に出入りするもの。

上司や先輩には満面に笑みを浮かべて挨拶するのに、そうしたスタッフには、声をかけられても無視したり、そっけない態度をとったりする人がいるが、じつに感じが悪い。

外部のスタッフにも、態度を変えずにきちんとした挨拶をすること。分け隔てのない態度は周囲に好印象わ与えるものだ。

 

“ながら挨拶”は感じが悪い

時には、自分が仕事をしているときに挨拶されることもある。その場合は、いったん仕事の手をとめ、相手の顔を見て挨拶に応じるのがマナー。

パソコンから目を離さずに、あるいは書類を整理しながら返事をするのは感じが悪い。

“ながら挨拶”は、その手間すら惜しいという無言のアピールと受けとられ、相手に不愉快な印象を与えてしまう。

 

席を外す際も挨拶は必須

外での打ち合わせや食事、ちょっとした買い物などで外出するときも、黙ってこそこそ席を立ってはみっともない。

「○○へ行ってきます」と、はっきり告げて出かけるものだ。

周りの人に自分がどこへ行くのか知らせておけば、不在時に電話などがあったときでも、うまく対応してもらえる。

もちろん、誰かが出かけるときには、「いってらっしゃい」、帰ってきたときには「お帰りなさい」などと声をかけるのが常識である。

 

“後ろから”はルール違反

前方に知り合いを見つけたとき、後ろから声をかける人がいるが、これはマナー違反。

まして、駆け寄っていきなり肩を叩くなどは、よほど親しくない限り、不作法である。

相手にすれば、後ろは見えていないのだから、いきなり声をかけられれば驚いてしまう。

しかも、そんなときは誰しも無防備だから、不意をつかれてあまりいい気持ちはしない。

挨拶をする場合は、自分から相手の横、または前に回り込んで挨拶するのが基本だ。

 

いつも「大きな声でハキハキ」がいいとは限らない

挨拶が重要なのは、廊下や玄関口などでも同じである。

こうした場所では社外の人間と会う機会も多く、失礼のないように注意したい。

ただし、廊下などで相手が仕事の打ち合わせをしているようなときに、大きな声で「こんにちは」と挨拶しては、話の腰を折ってしまいかねない。

この場合は、軽く頭を下げて、会釈する程度でいいだろう。

またトイレや喫茶店など、相手があまり話かけられたくない場所で遭遇することもある。

軽い会釈程度にとどめたほうがいいことも少なくないので、そのあたりは状況を見ながら、臨機応変に使い分けたい。

 

頭だけ下げるのは会釈ではない

前述したような場面で、会釈をする際、頭だけペコリと下げて会釈したつもりになっている人がいるが、それは会釈とはいえない。

会釈は、敬意・感謝の気持ちを伝えるときに欠かせないおじぎの一種。

背筋を伸ばし、腰から上体を前に15度傾けるのが基本である。

目線も上体の動きに合わせて下向きに。目線だけ上に向けると、上目づかいになって、かえって失礼になるので注意しよう。

1 個のコメント

  • ヘッドホンボーイ より:

    挨拶なんか必要ない。
    やかましいだけの騒音

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください