【挨拶のマナー】美しいおじぎを身につける

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正しいおじぎのしかた

おじぎには大きく分けて、体を15度傾ける「会釈」、30度傾ける「最敬礼」がある。

いずれのおじぎの場合も、できるだけ美しい姿勢で行いたい。

背筋を伸ばし、上体をゆっくり前傾するという感じである。

また、おじぎをしたあと、上体を早く起こしすぎると、気持ちがこもっていないように見える。

ひと呼吸おいてから、ゆっくり体を起こすようにするといい。

つねに相手よりもあとに、体を起こすようにすれば間違いない。

 

三つのお辞儀を使い分ける

社内の人間と廊下ですれ違うときなど、日常的な場合には「会釈」で十分だ。

来客に対応するときや、取引先を訪問するときなどは、やや丁寧に「敬礼」の姿勢で挨拶をする。

上司や先輩にごちそうしてもらったときや仕事で世話になったときも、敬礼の姿勢でお礼をいったほうがいいだろう。

取引先に迷惑をかけたときの謝罪や、商談が成立したときのお礼などは、「最敬礼」のいちばん丁寧なおじぎをしてこそ、はじめて相手に気持ちが伝わるというものだ。

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おじぎのときの手の位置は

おじぎをするときは手の位置にも気をつけたい。

男性なら体の側面につける。

女性なら、体の正面で手を合わせておじぎをすると、美しくみえる。

指先の位置は、敬礼ならももの中央に置こう。最敬礼なら、ひざ頭に届く程度が目安だ。

 

座っているときのおじぎのしかた

座敷での接待や、上司の家を訪問して和室に通されたときは、座っておじぎをすることになる。

このときに注意したいのは、座布団の上に座ったまま、おじぎをしないということだ。

相手が先に室内にいた場合は、まず畳の上に正座をする。

そして両手の指を畳の上に置いて、腰から上体を倒しておじぎをする。

その後、勧められたら座布団の上に座り直すのがマナー。

自分が先に室内にきていて、すでに座布団に座っている場合は、いったん座布団から下りる。

その後、同じ要領でおじぎをすればいい。

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