【挨拶のマナー】大人の挨拶をマスターする

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挨拶にはひと言プラスする

朝、出社したとき「○○さん、おはようございます」と相手の名前を呼んで挨拶したり、「おはようございます。雨がやんでよかったですね」など、挨拶にはちょっとしたひと言を添えると、相手に与える印象がぐっとよくなる。

好感度アップをねらうなら、この“プラスひと言”は欠かせない。

 

お礼には「プラスひと言」を

感謝の気持ちを表すとき、その場で「ありがとうございましたかとお礼をいうのは当然だが、後日会ったときに再びお礼をいえば、あなたの印象はさらによくなる。

たとえば上司に食事に連れていってもらった翌日、「昨日はごちそうさまでした。いろいろためになるお話も聞かせていただきました」などとお礼をいえば、上司も悪い気はしない。

あるいは、得意先から土産をもらったときは「先日はありがとうございました。課のみんなでおいしくいただきました」などと添えるといい。

 

「プラスひと言」が思いつかないときは

感謝の気持ちを表したいが、とくに具体的な内容が思いつかないときは「このたびはありがとうございました」のように、「このたびは」とつけておけばいいだろう。

このひと言を加えるだけでも、感謝の気持ちを伝えることはできる。

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お礼をいうタイミングは、できるだけ早めに

後日、お礼をいうとはいっても、そのタイミングは早ければ早いほどいい。

上司にお酒をごちそうになったなら、翌朝、上司が出社したときがそのチャンス。

得意先から何かをもらった場合なら、次に会ったときにお礼を述べる。

近日中に会う予定がないなら、電話でとりあえずお礼を述べ、後日会ったときにあらためていうようやすればいいだろう。

 

より丁寧にお礼を述べたいなら

取引先などから過分な心遣いをいただいたーー。

そんなときは、電話よりも手紙でお礼をいうほうがいい。

ハガキよりも封書のほうが、さらに丁寧になる。

ものをもらったときだけでなく、人を紹介してもらったとか、商談が成立した、いい情報をもらったというときにも、きちんとお礼を述べるのがマナー。

その際、その結果どうなったかといった事後報告をいっしょに記しておこう。

 

お礼を直にいう場合は、周りの状況に配慮する

直接相手にお礼を述べるときは、周りの状況に注意しなければならない場合もある。

たとえば、自分だけが上司に誘われたというとき、職場のみんなに聞こえるような場でお礼を述べるのは避けたほうがいい。

他の同僚から「あいつだけ、ひいきされているんじゃないか」などと、変なやっかみを受けかねないし、上司としても気まずい思いをするかもしれない。

また、いろいろな得意先がいる場で、特定の取引先にお礼をいうのもタブー。

やましいことがなくても、あれこれ勘繰られかねない。

 

連れの人がいるときの挨拶の仕方

たとえば、社外で知り合いを見かけたが、相手に連れがいるという場合、会釈ですませるか、挨拶をしないほうがいいかを瞬時に見極める必要がある。

相手も気づいて、迷惑そうでなければ挨拶をしてもOKだが、話しすぎないよう心がけて、すぐに切り上げることだ。

連れをジロジロ見たり、いらぬ詮索をしたりするのはNGである。

上司が奥さまと一緒だった場合には、奥さまにも丁寧におじぎをして挨拶したい。

「部長にはいつもご指導いただいております」など、上司を立てる言葉を添えるとよい。

 

別れの挨拶は相手のあとにいう

別れの挨拶は出会ったときの挨拶とは逆に、相手のあとにいうようにする。

ビジネスにしろ、プライベートにしろ、別れ際の挨拶がいい加減だと、それまでいい時間を過ごしたとしても、いっぺんで印象が悪くなるので気をつけたい。

別れに際しては「今日は本当にお世話になり、ありがとうございました」「ごちそうさまでした。とてもおいしいお店でしたね」などと、最後に自分からお礼をいおう。

 

別れの挨拶のあとにもうひと押し

別れの挨拶をした際に、名残惜しさも伝えられれば上級者だ。

ビジネスの場合は、話が終わったあと、いつまでもダラダラしているのは嫌われるもの。

しかし、プライベートの場合、いきなり「じゃ、さようなら」では、寂しい。

名残惜しさの余韻をもたせたいところだ。

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