「すみません」よりも「ありがとう」
いつでも、どんな場面でも使えて便利なのが「すみません」という言葉。
何かを依頼するときにも、お礼の意味でも「すみません」ですませてしまう人が多い。
しかし、これは、本来はお詫びの言葉。
感謝の言葉が「すみません」では、お礼ひとつも満足にいえない人だと笑われてしまう。
お礼をいうなら、きちんと「ありがとうございます」もいおう。
お詫びをする際は「申し訳ございません」、依頼する際には「恐れ入りますが」と使い分けたい。
「どうも」のひと言だけですまさない
「すみません」以上に急場しのぎになるのが「どうも」という言葉である。
しかし「どうも」には、本来「どうもありがとう」「どうも申し訳ありません」というように、あとにつづく言葉がある。
その言葉を省略しては、感謝や謝罪の気持ちがあったとしても、横柄に聞こえてしまう。
「どうも」とごまかした挨拶をせず、きちんと最後まで言葉に、することを心がけたい。
目上の人に使ってはいけない挨拶言葉
挨拶は自分から進んで言葉をかけるのがマナーだが、間違った挨拶をしたのでは逆効果。
とくに、目上の人に対して「ご苦労さま」な「お久しぶり」はタブー。
「ご苦労さま」は、目上の人が目下の人をねぎらうときの言葉。
この場合は「お疲れさまでした」とすべきだ。
また、「お久しぶり」は、自分と同等の立場や親しい相手ならかまわないが、目上の人や、あまり親しくない間柄の場合は「ご無沙汰しています」という言い回しがふさわしい。
コメントを残す